ホームへ戻る > 歯科クリニックの口コミサイトを利用する > 虫歯の初期段階の歯科治療
歯科クリニックを訪れる患者の中で、少なからぬ人たちが虫歯の症状を抱えているといわれています。歯科クリニックにおける虫歯治療は、その段階ごとで異なる方法がとられます。虫歯の症状はCOからC4という5段階で判断されます。
COとは、虫歯の初期症状の段階です。歯が虫歯菌によってまだ穴の開けられていない状態で、この段階であれば、自覚症状のないケースも出てきます。歯科検診を受けて虫歯の兆候があると指摘されるケースもあります。歯の表面のエナメル質という所が少し溶けだしているような状態です。ですから鏡でよく歯の状態をチェックしてみると、白い濁りが発生しているとか、歯の溝の所が茶色っぽくなっているケースも見られます。しかし痛みなどは特別感じない状態です。
この段階であれば、歯科クリニックによる具体的な治療なしでも歯を再生できる可能性があります。歯には再石灰化という能力があるので、歯をもとの状態に取り戻せます。この段階では医者が行うことは、正しい歯みがきの方法を指導するなど自分でできるオーラルケアに関してのアドバイスです。歯を削ったり、詰め物をしたりといった施術を行う必要はありません。
オーラルケアを行って、定期的に歯医者に行って検診を受けるようにしてください。虫歯の症状が進行していても、定期検診を受けていればその病変にいち早く気づけます。早期治療が可能となって、より簡単な施術でもしっかりと虫歯を治すことも可能です。