歯科クリニックで末期の虫歯の治療

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虫歯の症状は、C0からC4という5段階のステージがあります。C4が最も虫歯の症状の進行した状態をさします。C4はどのような状態かというと、歯の上部はすべて虫歯菌によって溶かされてしまった状態をさします。歯根がかろうじてあるかどうかという段階です。ちなみにC3の場合、神経を虫歯菌が刺激をして、歯髄炎という症状を引き起こします。このため、ズキズキとした痛みを引き起こします。


ところがC4の段階になると、痛みがなくなります。これはなぜかというと、虫歯菌によって攻撃を受けた神経が死んでしまうからです。このため、痛みを感じられなくなってしまうのです。しばらく歯の痛みを我慢していたところ、歯の痛みが治まってしまったので虫歯が治ったと誤解している人もいます。しかし特にC3のような所まで症状が進んで、虫歯が自然治癒することはあり得ません。歯科クリニックに行って、状況を診察してもらうことです。

C4の段階にまで進んだところで歯科クリニックを訪れた場合、どのような治療を施すのでしょうか?基本的に歯科クリニックでは、歯はできる限り温存する方針をとることが多いです。しかしC4の段階まで虫歯が進んでしまうとなかなか歯を温存するのが難しくなります。ですから抜歯せざるを得なくなる可能性は高いと思ってください。その上で、入れ歯やブリッジなどを使って失われた歯の代用をしていきます。自由診療になりますが、インプラントを使用する方法もあります。